委員会
コンテックでは 業務の改善のため社内に委員会を設置して日々取り組んでいます。
<安全・衛生・防火委員会>
安全と健康は会社の設備環境の整備によるところはもちろんですが、従業員にとって守るべきルールがあり、教育し実行されて初めて確保されるものです。
大きな災害は小さな怪我やヒヤリハットを放置した結果起こるものと委員会では受けとめ、過去にあった災害事例をもとにした「安全バイブル」を従業員の教本として、作業服の選定からリスクアセスメントまで指導しています。
また、新たに起こった災害やヒヤリハットは委員会で取り上げ、原因と対策を全従業員に周知して、再発防止に役立てています。
さらに年に一度、安全大会を実施しています。
避難訓練と消火訓練で、体験を通じて緊急時の対応を学び、消防士によるAED講習や衛生に関する動画を観るなど外部からの知識や情報を披露して、従業員が貴重な経験を得る場としています。
これらの総合的な活動で安全で安心且つ健康的な職場作りを目指しています。
<5S推進委員会>
当社では、「5S推進委員会」を組織しています。
主な活動としては、現場から不要品を排除して、安全な職場で作業できる環境の改善を進めています。また、品質の安定と向上を図り、ムダな時間を削減して、生産コストを低減できる様に、活動を行っています。
具体的には、全従業員による終業前5分を使った5S活動で整理・整頓の実施、月一回各グループでの活動報告、委員による月例委員会の実施をしています。
年度末には、その成果を発表する「5Sまつり」を開催しています。各グループの活動内容および成果を発表して、社内での情報展開や水平展開ができる様にしています。
また、5Sメモを活用した改善を行い、優れた改善内容は表彰される取組みも行っています。この様に、長きに亘り地道に取組む改善の積み重ねが、安全と品質とコストに於いて成果となっております。
その他、2ヶ月毎の役員、委員、所属長による工場巡視では第三者が現場を見て回る事で、現場作業者が気付いていない問題点や改善策などを、巡視者から助言やアドバイスできる取組みも行っております。
今後も、5S活動を推進、継続し、是正箇所・改善箇所が後戻りしないラチェット エンジニアを目指してまいります。
<溶接委員会>
圧倒的に優れた一流のものづくりを目指しています。
活動内容は、品質の保証・信頼の構築の為に国家資格取得を奨励して、合格に向けて委員会が研究して、コンテック独自の標準書を作成するとともに、指導を行っています。
また、溶接知識を深める為に製造担当だけではなく、営業、工務担当にも溶接資格の取得を奨励しています。
溶接技術の向上の為に競技会(愛知県溶接技術競技会・町工場技能者コンクール)へ参加をしています。
愛知県溶接技術競技会第2部では、被覆アーク溶接・炭酸ガス半自動アーク溶接部門で過去6度の優勝者を輩出。若手社員(溶接の経験がない社員)・中堅社員の溶接技術指導を競技会優勝者や入賞者が模範となって指導をしています。
工場内一角に「溶接教室」を設置して、誰もが自由に受験や競技会に向けた練習がいつでも行える環境を整え、最新鋭の溶接機を導入しています。
溶接教室での研究や他社で行う技術交流会により、技術の研鑚に励んでいます。
ものづくりを通じて溶接を楽しみ、興味を持つ人材を育てていきます。
<提案審査委員会>
提案審査委員会では、パートさんを含む全社員から出された提案を公平・公正に審査を行い、評価をして、社員の提案活動のバックアップをしています。
お客様からの信頼していただく会社にするために、お客様が何を求めているかを把握して、それに応えなければなりません。
こうした企業活動を継続的に行うためには、原価を下げる努力をして、売り上げを伸ばし適正な利益を確保しなければなりません。
社員一人ひとりが改善活動を努力することによって、作業方法や職場環境が改善され、作業の効率化や合理化が進みます。
また、技術・品質・サービスが向上し、職場や作業が安全になり災害が減り、企業の発展と従業員の生活向上を目指します。